今週(7月13〜19日)はMicrosoft Copilotの「モデル選択式」への転換、Geminiの月1,200円化、そしてオープンウェイトの巨大モデル「Kimi K3」の登場と、AIの使い方と競争の構図が一気に書き換わった1週間でした。
7月13日
CopilotにClaudeが正式搭載、Microsoft AIが「モデル選択式」に変わった理由
CopilotにAnthropicのClaudeが加わり、用途に応じてAIモデルを選べる「選択式」へ変わりました。自前モデルだけに絞らない戦略への転換です。
MicrosoftがCopilot動画・音声にAI透かしを追加、企業コンテンツ制作のルールが変わる
AI制作であることをデータに埋め込む透かしが実装されました。動画・音声を中心に、企業のコンテンツポリシー見直しが必要になります。
7月14日
GeminiがSheetsのグラフ自動生成を全ユーザーに開放、データ可視化の手作業が消える
テキストで指示するだけでGeminiがグラフを作る機能が全ユーザーに開放されました。定期レポート作成の手作業が減ります。
GoogleがSearchにAI店員を配置、Googleの中で接客から購買が完結する
ブランド専用のAI店員が検索結果に配置され、Googleを離れず商品選びから購入まで完結する体験が始まりました。
7月15日
Geminiが月1,200円になり、ChatGPTとの使い分けが変わった
GeminiがAI Plusとして月1,200円に刷新され、ChatGPTとの年間コスト差が倍以上に広がりました。職種や用途で使い分けを見直す価値があります。
Claude ArtifactsにSlack同時編集が加わり、チームのAI活用が共同作業に変わった
ArtifactsとSlackが統合され、チーム全員でリアルタイムにAI成果物を編集できる共同作業が可能になりました。
7月16日
NTTデータが食品業界に商品企画AIを投入、コンセプト案が150秒で出る時代へ
コンセプト案が150秒で出る商品企画AIを提供開始しました。従来の企画プロセスとはまったく異なる時間感覚です。
iPhoneのAIが中国で解禁、AlibabaのQwen採用で何が変わるか
中国でApple IntelligenceにAlibabaのQwenが統合され、正式利用が始まりました。地域ごとにAIパートナーを変える戦略です。
7月17日
Grok Buildがオープンソース化、プライバシー騒動でコードが丸ごと公開された
Grok BuildがApache 2.0で公開されました。プライバシー騒動がきっかけですが、コード公開で透明性は増しています。
PerplexityのBrainとSpaces、AIが夜間に自己改善して仕事を覚える時代へ
SpacesとBrainの組み合わせで、AIが夜間に自己改善してプロジェクトを学習し続けます。正答率25%向上・処理コスト13%削減という数字が示されました。
7月18日
TeamsのAI会議アーカイブが8月標準搭載、CopilotがSharePointの全議事録を参照できる仕組みへ
Teams会議が終わると自動でSharePointへ蓄積され、Copilotが参照できる仕組みが8月から標準化されます。議事録担当なしで組織の会話が資産になります。
7月19日
Claude Fable 5が有料プランに恒久追加。Maxは通常の半分枠、Proはクレジット制に
混乱の続いたFable 5が有料プランの恒久メニューになりました。Max・Team Premiumは通常の約50%枠で、Pro・Team Standardはクレジット制(初回100ドル分付与)で使えます。
Kimi K3登場。世界最大のオープンウェイトAIが、フロンティアに迫る性能を開放した
Moonshot AIが2.8兆パラメーターのオープンウェイトモデル「Kimi K3」を公開しました。主要ベンチマーク4位の性能を、APIで誰でも使える形で開放しています。
来週も一緒に追っていきましょう。
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今週はCopilotの「モデル選択式」転換とGeminiの値下げが重なり、どのプランにするかを考え直した方も多かったのではないでしょうか。
見落としやすいのはTeamsの会議アーカイブです。8月から自動で始まるため、SharePointへのアクセス権限と保存ポリシーを今のうちに確認しておくと後で慌てずに済みます。
Kimi K3のような大型オープンウェイトモデルの登場も含めて、来週も一緒に追っていきましょう。