Nous Researchが開発するオープンソースAIエージェント「Hermes Agent」が、iMessage経由で動かせるようになりました。専用アプリを開かなくても、連絡先に追加したエージェントにテキストを送るだけでAIが自律的に動きます。
Hermes AgentはGitHubで21万4000以上のスターを持つオープンソースのAIエージェントです。Photonというサードパーティ統合を通じてiMessageに対応したことが、2026年9月16日にNous Research公式アカウントから発表されました。設定後は「連絡先に追加してテキストを送る」だけで使えます。既存のメッセージアプリをそのまま入口にできる点が特徴です。
メッセージを送る感覚でAIエージェントが動く
エージェントとのやり取りはiMessageのスレッドとして始まります。タスクを指示すると、Hermes Agentが自律的に処理を進めてテキストで結果を返します。リマインダーの設定、情報の調査、定期的なワークフローの実行——こうした作業をアプリを切り替えずに、普段使いのメッセージアプリから指示できます。
対応するのはiMessageだけではありません。Telegram・Discord・Slack・WhatsApp・Signal・SMS・Teams・Matrixなど、合計27以上のプラットフォームで利用できます。使い慣れたコミュニケーションツールそのままをAIエージェントの操作画面にできます。
オープンソース・セルフホスト型のため技術的な準備が必要
無料枠があり、サブスクリプションなしで始められます。専用番号を使うビジネスプランも用意されています。ただし、Hermes AgentはChatGPTやClaudeのようにアカウントを作ってすぐ動くものではありません。セルフホスト型のオープンソースツールであるため、Node.js環境と外部からアクセス可能なURLが必要です。エンジニアが自社サーバーにデプロイするか、Onepilotのようなセットアップ支援ツールと組み合わせて使うケースが現実的です。詳細はHermes Agent公式ドキュメントで確認できます。
「どこからでもAIに指示できる」環境づくりは、MetaのMuseがフォームや予約をAIに任せる動きとともに、AIエージェントへの入口が多様化してきていることを示しています。今はセルフホストが前提ですが、メッセージアプリからAIを動かすという体験が広がる方向は変わりません。
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LINEに送る感覚でAIエージェントに指示できる、というイメージは思っていたより近い未来の話になってきましたね。
今はまだセルフホストが必要なので誰でもすぐ使える段階ではありませんが、この「どのアプリからでもAIを呼び出せる」という方向性は確実に広がっています。
エンジニアの方は一度試してみる価値がありそうです。GitHubのスター数を見ると、世界中で同じことを考えている人が多いのがわかります。