今週はNvidiaによるHugging Faceの大型買収を筆頭に、ChatGPTのコンピュータ操作対応、MicrosoftとGoogleの機能強化が相次いだ7日間でした。

8月31日

Claude Code Enterpriseに、AIエージェントの使い方を組織が決める機能が整った

組織・グループ・個人の3階層でスペンド上限を設定し、AWS経由での地理的データ固定にも対応しました。管理者がGitHubスキルなどのカスタムサブエージェントを一括配布できるようになっています。

9月1日

Claude CLIに「/design」が追加、ブリーフ一言でUIアートボードを生成して実装まで完結

一言の指示でUIアートボードを自動生成し、そのままコードに実装できるスキルです。バージョン2.1.233以降のPro・Max・Team・Enterpriseで利用できます。

ChatGPTの「思考量スライダー」でモデル切り替えが不要になった

GPT-5.6 Solに推論の深さを手動で調整できるスライダーが加わり、InstantとThinkingの使い分けが不要になります。事実誤りも68%減少したとのことです。

9月2日

ChatGPT HealthがEpic電子カルテと連携、医師の診察前準備が変わる

全米最大の電子カルテEpicと統合し、医師が患者の検査値・処方歴・受診記録を自然言語で問い合わせられるようになりました。安全性評価でも99.1%のスコアを達成しています。

9月4日

NvidiaがHugging Faceを1.3兆円で買収、AIモデル開発の地図が変わった

約129億ドル(1.3兆円)の買収が正式発表されました。300万以上のモデルと1800万人の開発者を抱えるプラットフォームがNvidiaのエコシステムに入ります。

GoogleがGmail・Docs・Keepを声で操作可能にした——仕事の入力が変わる

Gmail・Google Docs・Google KeepにGemini AIが組み込まれ、声だけでメール検索・文書下書き・メモ整理まで完結できます。スマートフォンで仕事を進めるスタイルが変わりそうです。

9月5日

MicrosoftのMAI-Transcribe-2が登場、GPT-Transcribeの10倍速・60言語対応で文字起こしが塗り替わる

60言語に対応しFLEURSベンチマークで首位を取り、GPT-Transcribeと比べて10倍速く動きます。2026年末まで1時間あたり0.10ドルで提供され、スピーカー識別と単語タイムスタンプも標準搭載です。

ChatGPTがPCを動かす。GPT-6 Astraで何が変わるか

ChatGPT Plusでコンピュータ操作・文書作成・多段階タスクの自律実行が可能になりました。コンテキストウィンドウは105万トークンで、コンピュータ操作速度は旧モデル比ほぼ2倍です。

9月6日

PlusでAstraが使えるようになった、ただしWorkとCodex経由のみ

ChatGPT PlusへのAstra展開が始まりましたが、通常のモデル選択画面には表示されず、ChatGPT WorkとCodex経由のみが対象です。ProとPlusでアクセス範囲が異なります。

Microsoft Copilotの9月更新、WordがMCP対応・Teamsが9言語対応で仕事の道具が変わった

WordがMCP対応で社内システムとリアルタイム連携できるようになり、Teamsの会議議事録は9言語に対応しました。OutlookではAIエージェントも動き始めています。

来週も更新します。

ドリップドリップ(執筆)

買収・新モデル・音声操作と、今週は休む間もなく話題が続きましたね。

MAI-Transcribe-2は2026年末まで1時間0.10ドルという価格で動きます。文字起こし系のサービスを使っているなら、一度比較してみる価値がありそうです。

来週も一緒に追っていきましょう。

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