朝のニュースチェックに30分。プレスリリースのたたき台に1時間。問題が起きたら声明文を急いで作って、また修正して。広報の1日は「情報の処理」で半分以上が埋まっている。

その処理作業をGeminiに肩代わりさせると、時間の使い方がかなり変わる。

ニュースチェックは「論調まとめ」から始める

自社名や競合名が出た記事をコピーしてGeminiに貼り付け、「この記事の論調を要約してください。ポジティブ・ネガティブ・中立で分類し、注目すべき点を3つ挙げてください」と指示する。これだけで、ざっくりしたモニタリングレポートが出来上がる。

精度は完璧ではないけれど、20本の記事を処理して「今日の温度感」をつかむには十分だ。自分が深く読む記事を絞り込めるから、30分かかっていた作業が10分以下に収まる。上司への朝の報告もコピペできる形でまとまってくるので、送付作業もついでに短縮できる。

プレスリリースのたたき台は「構成ごと指定」して作る

新製品発表や人事情報など、構成が決まっているリリースほどGeminiが得意だ。「下記の情報をもとに、プレスリリースのたたき台を作成してください。対象読者はビジネスパーソンとメディア関係者。リード文・概要・背景・担当者コメント・会社概要の5つの構成で」と指示して、製品名・価格・発売日・特徴を箇条書きで貼り付ける。

出てくる文章はそのまま使えない。でも、白紙から書くのと「これを修正する」では全然違う。修正する際のコツは、Geminiの出力をベースに「このコメントはもっと具体的に」「リード文の主語を会社名に」などの指示を重ねること。2〜3回のやり取りでかなり整った文章になる。スタートのハードルが下がるだけで、1時間かかっていた作業が30分になる。プレスリリースをSNS投稿やメルマガ用に書き分ける際にも同じ考え方が使える。

危機対応の声明文ひな形を5分で出す

問題が起きたとき、一番困るのは「何から書けばいいか」だ。頭の中で整理しようとしても、焦っているときは言葉が出てこない。Geminiに「製品の品質問題が発生した。お客様向けの初期声明文のひな形を書いてください。謝罪・状況説明・対応方針・今後の連絡方法の4点を含む形で」と入力すれば、構造が整った文章が5分以内に出る。

事実確認も法務確認もまだ必要だし、細部は必ず書き直す。それでも、ゼロから考えるよりも「これを修正する」作業に切り替わるだけで、初動の焦りが全然違う。

Geminiは「受け取った情報を整理してアウトプットを出す」作業が特に得意だ。広報のルーティンのうち、まず定型的な処理から試してみると、思ったより早く変化を実感できる。

ドリップドリップ(執筆)

広報の仕事って、ニュースチェックやリリース対応で気づくと1日が終わっていることありますよね。

「ひな形を作ってもらう」という発想の転換で、こんなに時間の使い方が変わるとは思いませんでした。特に危機対応のひな形が5分で出るのは、実際に使ってみると頼もしさを感じます。

今日の朝のニュースチェックから、ぜひ試してみてください。

コピペで使えるプロンプト集

① ニュース記事の論調を分析する

あなたは広報・PR担当のアシスタントです。以下のニュース記事を読んで、自社に関する論調を分析してください。

【分析対象…

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