「備品の申請ってどこからやるんでしたっけ?」「会議室の使い方を教えてほしいんですが」「経費精算のフォームがわからなくて……」。総務担当のSlackや社内チャットには、こういった問い合わせが毎日何十件と届きます。
内容の9割は同じ。でも1件ずつ返信しないといけない。その繰り返しのせいで、本来やるべき仕事——コスト削減の交渉、施設改善の企画——が後回しになっていきます。
Notion AIを使えば、この状況をかなり変えられます。難しい設定は不要で、今日から始められます。
NotionのFAQページをAIに答えさせる
まず、繰り返し届く問い合わせをNotionのページにまとめます。「申請フロー」「備品リスト」「施設の使い方」——カテゴリ別にページを作るだけでOKです。
次に、そのデータベースでNotionのQ&A機能を有効にします。従業員はAIに直接質問できるようになります。「会議室の予約ってどうすれば?」と入力すれば、ページ内の情報をもとにNotionが自動で回答します。
担当者が返信しなくても済む場所を、まず1つだけ作ってみてください。それだけで変わります。
備品申請の「どこに言えばいい?」をなくす
備品への問い合わせのほとんどは「在庫がなくてどこに頼めばいいかわからない」状態から生まれます。在庫状況と申請先を同じページに置くだけで、聞かれる回数は半分以下になります。
Notionデータベースに備品名・在庫数・申請先・補充リードタイムを記録して、Notion AIで「今すぐ注文可能」「週内対応」「要相談」の3段階に自動分類させます。在庫が閾値を下回ったときの自動通知も設定できます。
施設管理の質問は「場所別ページ」で8割片付く
施設管理への問い合わせで多いのは「〇〇はどこにある?」と「使い方がわからない」の2パターンです。設備・場所ごとにNotionページを作り、写真やマニュアルを置いておくと、Notion AIがそこから自動で回答します。
ページの更新は直接編集するだけなので、管理の手間もほとんどかかりません。
「捌く仕事」をやめたあとの総務
問い合わせ対応から解放されると、仕事の重心が変わります。蓄積されたデータを見れば「どの備品が本当に不足しているか」「施設のどこに不満が集中しているか」がわかります。
これは総務だけの変化ではありません。法務・コンプライアンス担当でも同じように、繰り返し業務をAIに渡すことで考える仕事に時間が使えるようになっています。
担当者の仕事がなくなるわけではありません。来るものを捌く時間が、考える仕事に変わるだけです。
コピペで使えるプロンプト集
① 社内FAQ自動回答ページの構成をつくる
社内問い合わせが多くFAQページを整備したいとき
あなたは社内制度・申請手続きに詳しい総務担当です。以下の情報をもとに、社員が自己解決できるFAQページの構成と内容をNotionで作成するための文章を書いてください。 【部門名】例:総務部 【対象】例:全社員向け 【よくある問い合わせ3〜5件】例:経費精算のやり方、備品申請の手順、会議室予約の方法 出力形式:Q&A形式(質問と回答をセット)で、各回答は3文以内。申請リンクの挿入箇所は【リンクURL】のプレースホルダーで示してください。カテゴリ分けして整理してください。
② 備品在庫リストの補充優先度を3段階で分類する
備品の発注タイミングが属人化していてルール化したいとき
あなたは在庫管理の専門家です。以下の備品リストをもとに、補充優先度の分類基準と発注ルールを作成してください。 【備品リスト(品名・現在庫・最低在庫基準)】例:ボールペン 現在30本 最低20本 【発注から届くまでの日数(リードタイム)】例:2〜3営業日 分類は「今すぐ発注」「今週中に発注」「余裕あり」の3段階で。各備品の分類理由、Notionデータベースのプロパティ設定案、自動アラートのトリガー条件も提案してください。
③ 施設・設備の利用マニュアルをNotion向けに作る
施設の使い方に関する問い合わせを減らしたいとき
あなたはオフィス管理担当です。以下の施設・設備の情報をもとに、社員が自己解決できる利用マニュアルを作成してください。 【施設名・設備名】例:大会議室B、カラーコピー機 【場所】例:5階エレベーター横 【よくある困りごと】例:予約方法がわからない、用紙補充の手順がわからない 構成:場所と基本情報 → 使い方の手順(番号付き)→ よくある問題と解決策 → 問い合わせ先。最後にNotion AIが検索しやすい関連キーワードを5つ追加してください。
総務担当って、本当に地味に問い合わせが多いんですよね。
Notionがあれば今日から始められる内容なので、読んでいて「あ、できそう」と感じてもらえると嬉しいです。
まずFAQページを1つ作るところから。きっと変わります。