Microsoft 365 CopilotがNotebooks機能をOneNoteと連携させる形で展開を開始したことで、ノートアプリがそのままAI作業の起点として使えるようになりました。

OneNoteを開いたまま、Copilotに話しかけられる

CopilotのNotebooksは、プロジェクトに関する情報を1か所に集める機能です。Copilotとのチャット履歴、Word・Excel・PowerPointのファイル、OneNoteのページ、参考URLをひとつのノートにまとめ、そのノートの内容を文脈としてCopilotに質問できます。

2026年6月11日から商用・教育向けMicrosoft 365 Copilotユーザーへの展開が始まり、NotebooksがCopilotアプリとOneNote間で同期されるようになりました。OneNoteで議事録や調査メモを書きながら、そのページを開いたままCopilotに「この内容を3点にまとめて」と話しかけられます。アプリを切り替えるロスがなく、書いた情報がそのままAIへの入力になります。

Copilotアプリ側で作ったNotebooksはOneNoteにも即座に反映され、モバイルのOneNoteアプリからもアクセスできます。移動中にOneNoteでメモを追記し、デスクに戻ったらCopilotアプリで続きを深掘りする、という使い方が自然につながります。

ノートをもとにWord・PowerPointをAIが自動提案

2026年7〜8月にかけてOneNote側で順次有効になっているのが、ノートの内容を読んでWord文書やExcelワークブック、PowerPointスライドの作成を提案する機能です。会議準備のメモノートを開いたときに「このノートをPowerPointにしますか?」と提案が出る形で動きます。

OneNoteの内容をWordやPowerPointへ手動で転記する作業が不要になるケースが増えてきます。「情報をためる→整形→転記」という流れのうち後半をAIが引き受けることで、ノートを書く時間がそのまま成果物の準備になります。

対象と確認方法

対象はMicrosoft 365 CopilotのChatライセンス(商用・教育)を持つアカウントです。個人向けのOneNoteは現時点では対象外です。Copilotアプリ側ですでにNotebooksを作っていれば、OneNoteを開いたときに同期されたノートが確認できます。機能の詳細はMicrosoftのCopilot Notebooks公式サポートページでも確認できます。

OneNoteはこれまで「情報をためる場所」として使われてきました。Notebooksの統合によって、ためた情報が直接AIの入力になる構造に変わりました。ノートを書く行為が、そのまま次のアウトプットの準備になる時代に入ってきています。

OneNoteを開いたまま仕事を進めてきた方なら、「ここにAIが入ってきたら」と思ったことがあるはずです。

今回の統合で、ためてきたノートがAIへの入力として機能するようになりました。書く行為と使う行為が同じ場所でつながる感覚は、やってみると想像以上にスムーズです。

まず1つ、直近の会議メモをCopilotのNotebooksに入れてみてください。そこから変わります。

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