商談以外の作業が1日の6割を占めている

午後の商談を終えてCRMに入力し始めたら、気づけば19時になっていた。次の提案資料も手をつけられていない。そんな状況が当たり前になっている営業担当者は少なくないはずです。

営業チームが商談以外の作業に1日の6割を費やしているというデータがあります。CRM入力、提案資料の作成、フォローアップメール。どれも欠かせない仕事ですが、これらに時間をとられた結果、顧客との対話時間が削られているのが現実です。この問題を解決する手段として、AIを活用した営業事務の自動化が注目されています。

CRM入力は「渡して指示する」だけで終わる

最も効果が出やすいのがCRM入力の自動化です。商談後の録音データや手書きメモをChatGPTに渡して、顧客名・課題・提案内容・次回アクション・優先度の5項目でCRM入力用データを作成するよう指示するだけで、構造化された情報が完成します。

手書きメモなら写真を撮って送信すれば、AIが読み取って整理してくれます。これまで20分かかっていたCRM入力が3分程度で終わります。商談直後の30分以内に処理するルールを決めて、出力データは送信前に目視確認するという運用にすれば、精度も担保しやすくなります。

提案資料は構成から数値まで一気に出せる

商談資料の作成でも、AIは実用的に使えます。業界・課題・予算・決裁者といった基本情報を与えて提案資料の構成案を求めると、業界特有の課題を踏まえたスライド構成が提示されます。そこからさらに「ROI試算のページを具体的な数値で出してほしい」と追加指示すれば、数値例を含めた内容まで生成できます。

ここでの分担の考え方は「構成案と要点はAI、最終調整は人間」です。AIが出したたたき台をベースに営業担当者が磨く形にすれば、ゼロから作るよりも大幅に時間を短縮できます。

フォローアップメールは商談内容に合わせて自動生成

商談後のお礼メール、資料送付の連絡、次回アポの調整など、パターン化できるメールは思っているより多くあります。ヒアリング内容・提案した解決策・次回までに準備するものをAIに渡して指示すれば、その商談に合わせた内容のメールが生成されます。

定型文の使い回しではなく、個別の商談をベースにした文章が自動で出てくる点が実務では便利です。送信前に一読して微調整する手間は残りますが、ゼロから書く負担はなくなります。

事務作業が40%減った先にあるもの

この仕組みを導入した営業チームでは、事務作業時間が平均40%削減されています。空いた時間を新規開拓や既存顧客との関係深化に使えるようになり、受注率が15%向上したケースもあります。

ポイントはAIに丸投げするのではなく、営業プロセスのどの部分をAIに任せるかを明確に設計することです。CRM入力・資料作成・メール対応それぞれで人とAIの分担を決めておけば、運用は安定します。AIはあくまでアシスタントです。商談と顧客対話に集中できる環境を作るための道具として使うことで、営業の成果は変わってきます。

今すぐ試せるプロンプトと実務活用のポイントをまとめた資料もありますので、チームへの導入を検討している方はあわせてご確認ください。

AI編集部コメント

ドリップドリップ(執筆)

商談が終わった後の「あの入力作業」、地味に体力削られますよね。それが3分で終わるなら、帰り道の気持ちもだいぶ変わりそうです。

個人的に面白いと思ったのは、全部を自動化するのではなく「どこをAIに任せるか」を設計するという視点です。この考え方があるだけで、使い方が一気に現実的になります!

まずCRM入力だけでも試してみるところから始めると、変化を実感しやすいと思います。小さく始めて、確かめながら広げていくのが一番続けやすいやり方です。

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