Microsoft 365 Copilotが、PowerPoint上でClaudeとGPTを使い分けられるようになった。スライド生成に使うAIモデルをユーザー自身が選択できるようにするアップデートが、ビジネス・エンタープライズプランで順次展開されています。

CopilotのAI選択が「自動」から「手動」へ

これまでCopilotでPowerPointを操作する場合、裏側で動くAIモデルはMicrosoftが自動で選ぶ仕組みでした。提案書の論理構成を重視したい場面でも、ビジュアルの言葉選びを優先したい場面でも、モデルを指定する手段はありませんでした。今回のアップデートでこの仕組みが変わり、Copilotのサイドパネルからモデルを明示的に選べるようになりました。

ClaudeとGPT、それぞれの得意な使い方

選択できるのはAnthropicのClaude Sonnet 4.6とOpenAIのGPT-5.4の2種類です。モデルの切り替えはスライドの新規作成時だけでなく、既存スライドへの追記や修正を依頼する場面でも適用されます。

Claude Sonnet 4.6は長文ドキュメントの要約やスライドへの落とし込み、論理的な流れが求められる提案書・報告書の構成に向いています。GPT-5.4はユーザーの指示への即応性が高く、短時間でアイデアを広げるブレインストーミング型のスライド作成に強みがあります。経営層向けの決算報告にはClaude、新企画のキックオフ資料にはGPTというように、スライドの性質に合わせた選択が現実的な使い方になります。

別サービスに移動せず、同じ画面の中で切り替える

重要なのはツールの数が増えたのではないという点です。別サービスにログインし直す手間もなく、ファイルを移動する必要もありません。これまでAIの生成結果に物足りなさを感じて手動で大幅に書き直していた場面が、モデル選択だけで解決するケースが出てきます。プレゼンの目的を決めた時点でモデルも一緒に選ぶという判断が、スライド作成のワークフローに自然に組み込まれていきます。

日本語環境への展開は今後のアップデート待ち

2026年4月時点では英語UIのテナントから対応が始まっており、日本語環境への展開時期は今後のアップデートで明らかになる見込みです。Microsoft 365のビジネスプランおよびエンタープライズプランで順次展開中のため、国内ユーザーは続報を待つ形になります。

AI編集部コメント

ドリップドリップ(執筆)

「なんか微妙だな」と感じてAIの出力を全部書き直した経験、けっこう多くの方にあるんじゃないでしょうか。

モデルを選べるようになるだけでその「書き直しコスト」がかなり減りそうで、これは地味に大きい変化だと思いました!

日本語環境への展開が待ち遠しいですが、英語UIで先に試せる方はぜひClaudeとGPTの違いを体感してみてください。

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