OpenAIが公式の「DALL·E GPT」を8月30日に廃止し、ChatGPT内の画像生成をChatGPT Imagesへ一本化したことで、仕事のビジュアル素材制作フローが整理された。
「DALL·E GPT」と「ChatGPT Images」、2つのルートがあった理由
これまでChatGPT内の画像生成には、OpenAI公式の「DALL·E GPT」というチャットボット経由のルートと、通常のチャット画面から使う「ChatGPT Images」のルートが並立していた。同じ機能に見えて操作の入口が異なるため、社内で「どちらを使えばいいか」と迷うメンバーが出ることも珍しくなかった。
今回の廃止で、入口はChatGPT Imagesに一本化された。「ChatGPTで画像を作る=チャット画面で指示する」だけでよくなり、使い分けに悩む手間がなくなる。非技術系のメンバーでも迷わず使い始めやすくなった。
生成から編集まで、チャットだけで完結する
ChatGPT Imagesの実用上の強みは、画像生成後の編集が会話でできる点にある。生成した画像や手元の写真をアップロードして「背景を白に変えて」「右側に余白を作って」と指示すると、背景の追加・削除・合成が一度のやり取りで完結する。「加える・削る・合成する・ブレンドする」など複数の編集モードに対応しており、細部の調整もチャットの続きとして行える。
プレゼンの表紙画像やSNS投稿用バナーを作る場合、ひとまず生成してから会話形式で詰めていける。「AIで画像を生成→編集ソフトで調整」という2工程が1つのチャットで完結するようになった。慣れれば素材一点あたりの制作時間を30分から10分以下に短縮できるケースもある。
テキスト配置の精度も改善されており、日本語を含む多言語テキストが正確に画像内に収まるようになった。バナーのキャッチコピーや見出しをそのまま画像に入れる用途でも、プロンプトひとつで対応できる。画像生成速度も従来比で最大4倍速くなったとされており、複数パターンを試す際のストレスが減った。
各機能の詳細はOpenAI公式ヘルプの「ChatGPTの画像」で確認できる。
カスタムGPTは影響なし、API廃止はすでに完了
今回廃止されるのはOpenAI公式の「DALL·E GPT」のみだ。自作したカスタムGPTに画像生成を組み込んでいる場合は影響を受けない。業務フローに組み込んだGPTはそのまま動く。
なお、開発者向けのDALL·E APIはすでに5月12日をもって廃止されており、今回のUI変更はその最後のステップにあたる。DALL·E GPTを使っていた場合の具体的な移行手順は、DALL·E GPT廃止後の移行手順にまとめている。
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「どのChatGPTで画像を作ればいいの?」と聞かれた経験、きっとあると思います。
入口が一本化されたことで、この質問がそもそも発生しなくなりました。生成→編集がチャットだけで完結するのも地味に大きくて、ツールを行き来する「あの面倒さ」がなくなります。
試すなら今日のうちに。ChatGPTを開いて、まず一枚作ってみてください。