GoogleがGeminiアプリをAndroid・iOSで全面リデザインしたことで、これまで別々の場所に散らばっていたDeep Research、Canvas、Notebooksの三つの機能が、一つの画面から直接呼び出せるようになった。
チャット画面に三つの機能が並ぶ新しい導線
新しいUIでは、アプリを開くと入力欄のすぐ上にDeep Research・Canvas・Notebooksへのショートカットが表示される。以前はサイドメニューを経由しないとたどり着けなかった機能が、タップ一つで切り替えられる設計になった。操作ステップが減るだけで、実際に使う頻度は変わる。
Deep Researchは複数のウェブソースを自動で横断して調査レポートを生成する機能。Canvasはコード・文章・スライドをリアルタイムで編集できる共同作業空間。Notebooksは複数ファイルをまとめてアップロードし、その内容を横断的に質問できる。この三つが一つのアプリに統合されたことで、タスクごとに画面を切り替える必要がなくなった。
モバイルでDeep Researchが実用的になった理由
Deep Researchはこれまで主にデスクトップで使われていた。調査結果が長文になるため、スマートフォンでは読み切れないことが多かったからだ。新UIでは結果を見出しごとに折りたたんで表示できるようになり、必要な箇所だけスクロールして確認できる。移動中や出張先でも本格的な調査作業を完結させられる。
Notebooksも変わっている。手元の資料をその場でアップロードして質問する、というワークフローがスマートフォンで自然にこなせるようになった。PDFを複数読み込んで横断的に質問する作業も、もうPCを開かなくていい。
Canvasも同じ流れで、文章の草稿をその場で修正しながら仕上げる作業がスマートフォンでやりやすくなった。出先でメールや報告書のドラフトを一気に完成させられる。
NotebooksとチャットのシームレスなつながりがGeminiの強み
ChatGPTやClaudeのスマートフォンアプリはチャット機能が中心で、ファイル管理や専門ツールへの導線は薄い。GeminiはNotebooks(旧NotebookLM)の機能をアプリに取り込み、複数のPDFや文書をアップロードしたまま会話を続けられる仕組みを持っている。ChatGPT・Claude・Geminiの使い分けは機能差が軸になるが、今回のリデザインでGeminiはスマートフォンでの資料活用において一歩リードした。
Googleがこのタイミングでモバイルアプリを刷新した背景には、AIツールの利用がデスクからスマートフォンへ広がってきた現実がある。調査、執筆、資料整理をスマートフォン一台で完結させたいユーザーにとって、この統合は使い勝手を実際に変える変化だ。「機能は多いが使いにくい」という評価からGeminiが抜け出す節目になる可能性がある。
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GeminiってCanvasもNotebooksもDeep Researchも、どれも使いたいのにいちいち画面を行き来していた記憶があります。
今回の統合で、スマートフォンが調査から執筆まで完結する環境に近づきましたね。NotebooksがPCなしで使いやすくなったのは、個人的にも嬉しいです。
まだアップデートしていない方は、一度確認してみてください。見た目からして変わっています。