GoogleがGoogle Meetの「議事録を自動作成」にスライドのスクリーンショットを自動取得・埋め込みする機能を追加したことで、会議後の議事録ドキュメントに、発言内容とそのときの画面が並んで記録されるようになりました。2026年7月28日から段階的に展開が始まっています。
テキストだけだった議事録に、スライドが入る
Google MeetのGeminiによる「議事録を自動作成」は、会議中の発言を文字に起こし、アクションアイテムを抽出してGoogle Docに残す機能です。これまでは音声の文字起こしに限定されていました。プレゼンターが画面共有でスライドを映しながら話していても、議事録に残るのはあくまで話し言葉のテキストだけでした。
新機能では、誰かが画面共有でコンテンツを表示している間、Geminiが自動的にスクリーンショットを撮り、対応する発言の近くにその画像を埋め込みます。会議後に議事録ドキュメントを開くと、「このスライドを見ながらこの話をしていた」という文脈が視覚的に確認できます。財務グラフ、開発仕様の図解、営業資料のKPIスライドなど、これまでテキストで拾いきれなかった情報が議事録に残ります。
欠席者への共有が、ひと手間減る
スライドを使った会議の議事録を後から読み返すとき、話の内容だけわかっても「どのスライドの話だったか」が抜け落ちることがよくあります。これまでは議事録とスライドファイルを別々に開き直す必要があり、欠席者へ送る場合もドキュメントとファイルをセットで共有する手間がありました。
スクリーンショットが議事録ドキュメントに埋め込まれるようになれば、議事録リンク1つを共有するだけで文脈が完結します。月次の営業レビューや開発チームの仕様説明会など、「スライドありきで進む」定期会議で特に実感しやすいはずです。
Geminiが会議をまるごと処理する流れは、録音をそのまま渡すだけで議事録と分析が出てくるGemini Omniの展開と合わせて、会議後の作業を一段と減らす方向で進んでいます。
設定と対象プラン
スクリーンショットのキャプチャはデフォルトでオンです。プレゼンター側が不要なら、会議中にGoogle Meetのノートパネルからその場でオフにできます。管理者はGoogle管理コンソール(Apps > Google Workspace > Google Meet)から「常に許可」か「録画時のみ許可」を選択可能です。
対応するプランはGoogle Workspace Business Standard・Business Plus・Enterprise Standard・Enterprise Plus・Google AI Pro for Educationです。展開は最大15日かけた段階的ロールアウトのため、同じプランでも使えるタイミングにずれが生じます。詳細はGoogle Workspace Updates公式ブログで確認できます。
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会議後に「あのグラフ、どのスライドだったっけ」と探し回った経験、一度はありますよね。
議事録にスクリーンショットが自動で入るだけで、後から読み返したときの情報量がぐっと変わります。欠席者への共有も、リンク1本で済むようになるのは地味に助かる。
対象プランをお使いなら、展開されたタイミングで一度試してみてください。