OpenAIが「ChatGPT Images 2.0」を4月21日に公開したことで、日本語テキスト入りのインフォグラフィックやプレゼンスライドを、ChatGPTへの指示だけで作れるようになった。

日本語テキストが化けない理由

これまでのAI画像生成は、日本語テキストの処理が弱点だった。文字化け、誤字、不自然な配置が当たり前で、日本語の資料制作には使えないというのが実態だった。

ChatGPT Images 2.0が違うのは、画像を生成する前に推論ステップを踏む点だ。構成を考え、テキストの配置を決めてから描く。だから日本語の文字が正確に入り、読める状態で出力される。「新サービスの特徴を3項目で比較したインフォグラフィックを作って」と頼めば、見出しと説明文とアイコンが揃ったビジュアルが返ってくる。「左の文字を少し大きくして」「背景を白に変えて」という追加指示も通る。

インフォグラフィック、スライド、マンガ形式まで対応

作れるビジュアルの幅は広い。製品説明のスライド、比較表、フローチャート、SNS用の情報グラフィック。吹き出しに日本語のセリフが入ったマンガ形式の説明図も生成できる。

従来は、AI画像に日本語テキストを入れるにはPhotoshopなどで後から重ねる工程が必要だった。その手間がなくなる。指示一つで「文字込みの初稿に近いもの」が出てくる。

初稿を自分で出す——デザイナーとの分業が変わる

大きな変化は、デザインスキルのない人が「ビジュアル初稿を自分で作れる」ようになることだ。

営業担当者が商談前に比較図を作りたい、マーケチームが投稿用のインフォグラフィックを用意したい——これまではデザイナーに依頼するか、PowerPointで地道に作るかしかなかった。その工程が、ChatGPTへの指示で片付くようになった。

仕上げのクオリティはプロのデザイン物には及ばないが、叩き台の生成スピードは段違いだ。「初稿は自分で作り、磨きだけをデザイナーに依頼する」という分業が現実的になってきた。

「ビジュアルにしたいけど手間がかかる」がなくなる

デザインツールを使えないと、ビジュアル化を諦める場面は多い。企画書に図解を入れたい、研修資料に説明図を使いたい、SNSに情報グラフィックを投稿したい——言葉では伝えたいのに、作る手間で断念してきた案件が山ほどある。

ChatGPT Images 2.0はその障壁を下げる。「言葉で説明できるなら、ビジュアルにもできる」という環境が整いつつある。日本語コンテンツを扱う現場では、2026年以降の資料作成の前提が変わってくるだろう。

ドリップドリップ(執筆)

日本語テキストが化けてしまって、結局使えなかった——そんな経験、ありませんでしたか。

「推論してから描く」というアプローチで日本語問題が解消されたというのは、面白い切り口だと思いました。考えてから書くのは、人間と同じですよね。

まずは一度、試してみてください。

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