月曜の朝、業界ニュースのまとめ、競合のプレスリリース整理、先週のトレンドをSlackに投稿——それで午前中が終わっていませんか。
戦略企画やコンサルタントから「情報収集だけで週8〜10時間は消えている」という声をよく聞きます。分析や提言に使うべき時間を、情報を集める作業が食い尽くしている状態です。
これは今日から変えられます。
ChatGPTのProjectにリサーチテンプレートを1本仕込む
ChatGPTの「Project」機能(またはカスタム指示)に、リサーチ専用のプロンプトテンプレートを保存しておきます。毎回ゼロから指示するのではなく、設計済みのフォーマットに情報を流し込む形にする。それだけで、品質の揃ったアウトプットが毎回出てきます。
一度プロンプトを作ってしまえば、あとは毎週テキストを貼るだけです。
週次リサーチの「読む→判断→まとめ→共有」をAIに移す
継続リサーチで消えていく時間の大半は、この処理の繰り返しです。毎週やることが決まっているからこそ、AIに任せやすい。「このニュースは競合に関係するか」「優先度が高いか」という初期フィルタリングをAIがやり、人間は「それをどう使うか」だけに集中できます。
AIを一回きりの検索ツールとして使っている限り、効率化の効果は限定的です。AIをワークフローの一部として組み込む発想に切り替えたとき、本当の意味での時間削減が始まります。
競合動向の週次サマリーを5分で出力するプロンプト
まず「競合動向の週次サマリー用プロンプト」を1本作ります。以下をChatGPTのProjectインストラクションに保存してください。
「あなたは私のリサーチアシスタントです。以下のテキストを読んで、①競合の動き(3件以内、各2〜3行)②業界全体のトレンド(1〜2文)③クライアント提案に使えるインサイト(1〜2文)の形式で要約してください。余計な背景説明は不要です。」
週次で集めたニュースやレポートを貼り付けるだけで、整理されたサマリーが出てきます。1回あたり5〜10分で完了します。顧客インサイトの整理も同様で、インタビューメモやアンケート結果を貼り付けて「共通する課題を3点と、それぞれへの対策の方向性を1文で」と指示すれば、数十分かかっていた初期整理が5分で終わります。
月20〜30時間が「判断と提言」の時間に変わる
週5〜10時間の情報収集が2〜3時間になります。月に換算すると20〜30時間が戻ってくる。その時間を、分析の深度を上げること、提言の質を高めること、クライアントとの本質的な対話に使えます。
「情報を集める」ことが目的だった仕事が、「判断と提言」が目的の仕事に変わる。これが継続リサーチをAIに移管したときに起きる変化です。
「情報収集が終わらないうちに次のリサーチが来る」——この焦りはよくわかります。
でも、毎週繰り返す作業こそAIが最も得意なことです。テンプレートを一度作れば、あとは貼るだけで整理してくれます。
まず1つだけプロンプトを作ってみてください。それだけで、来週からの月曜の朝が変わります。