AnthropicのClaude Coworkが、iPhoneとブラウザからも使えるようになった。2026年7月から段階的な提供が始まっており、これまでデスクトップアプリが必要だったところを、claude.aiを開くだけで長時間AIタスクを起動・管理できるようになった。

iPhoneとブラウザで始める方法

ブラウザ版はclaude.aiのホーム画面からCoworkのセッションを作成するだけで動く。追加のインストールは不要で、任意のブラウザから使える。iPhoneとAndroidでは、既存のClaudeアプリのサイドバーにCoworkの項目が追加されており、タップひとつで始められる。新しいアプリを入れる手間はない。

当初はMaxプランのユーザーからベータ提供が始まり、順次他のプランにも広がる予定だ。

席を離れたあとも、タスクは続く

今回の対応でいちばん変わるのは、「セッションが端末に縛られない」という点だ。

CoworkはクラウドでAIが動くため、タスクを起動したあとにラップトップを閉じてもAIは処理を続ける。移動中に確認したいときはiPhoneで開けばいい。判断が必要になったタイミングで通知が届く仕組みになっているので、完了を待って画面の前に張り付いている必要もない。

午前中に調査や資料整理をClaudeへ依頼して外出し、帰宅後には結果が揃っている、というフローが現実的になった。1時間以上かかるような長時間タスクを、スキマ時間に起動して放置しておける。

9割以上がソフトウェア開発以外の用途

Anthropicによると、Coworkの利用の9割以上はソフトウェア開発以外だ。最も多い用途はビジネスオペレーション(調査・整理・集計)とコンテンツ作成で、エンジニアだけのツールではなく、ビジネスパーソンが日常の知識仕事を任せる場所として使われている。

メールや企画書の作成、調査レポートのまとめ、カレンダーとの連携タスクなど、「半日かかる作業をClaudeに依頼して放置しておく」というワークフローが日常的な選択肢になりつつある。

AIに仕事を渡す感覚が変わっていく

デスクトップアプリが前提という制約が外れたことで、Coworkを試せる人の裾野が広がった。同様の「AIに仕事を長時間任せる」流れはほかのサービスでも進んでいて、Copilot Coworkも作業の努力レベルを5段階で選べるようになっているなど、起動前にどこまで深く取り組んでほしいかを指定できる設計が増えている。

AIへの仕事の渡し方が細かくなるにつれ、何をどう依頼するかが成果の差になっていく。まず試してみたい人は、claude.aiにアクセスしてCoworkのタブを探してみてほしい。公式の詳細はAnthropicのブログで確認できる。

朝にタスクを渡して、夜には結果が届いている。そういう働き方って、ちょっとうれしくないですか。

移動中もAIが動いてると思うだけで、仕事の感覚が変わりますよね。デスクを離れてから進むって、これまでなかった感じです。

一度、長めのタスクを思い切って任せてみてください。きっと何かが変わります。

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