毎朝、メールを開いてTeamsを確認して、ニュースサイトをチェックする。それだけで30分が飛んでいく。このルーティンを、設定だけで自動化できるようになりました。
スケジュール設定で、朝の手作業がなくなる
2026年10月のアップデートで、Copilot Notebooksにスケジュール自動化機能が追加されました。情報源(SharePointやOneDriveのファイル、WebページのURL等)を登録しておけば、毎朝指定した時間にブリーフィングが自動生成されます。現在Frontierプログラム経由で展開中です。
設定できるのは「頻度(毎日・週次等)」「実行時刻」「参照する情報源」「出力形式」の4点。一度設定すれば、あとは動き続けます。毎朝繰り返していた「要約して」という入力が不要になります。
Copilotの朝の活用という観点では、以前からCopilotの「Today」機能でメール・会議・タスクをまとめる方法もありますが、スケジュール機能はさらに一歩進んで、操作なしで動く形になりました。
大和財託がCopilotを240名に一斉導入して2カ月で起きたこと
不動産管理の大和財託は、Microsoft 365 Copilotを240名に一斉導入しました。2カ月でCopilot利用者数は24倍に拡大し、業務コスト30%削減を目標に入居審査のリードタイム短縮を実現しています(出典:キーマンズネット)。
ポイントは「一斉付与」です。一部の人だけが使うのではなく、全員が同じツールを持つことで情報整理の仕方やアウトプットの形式が揃います。スケジュール機能で全員が同じ形式の朝のブリーフィングを受け取れれば、チーム内の確認コミュニケーションも減らせます。
今すぐできる設定の流れと、Office編集との組み合わせ
Microsoft 365 Copilot(プレミアムライセンス)があれば、Copilot Notebooksは追加費用なしで使えます。スケジュール設定の手順:① Copilot Notebooksを開く → ② 「Automations」タブから新規作成 → ③ 頻度・時刻・情報源を指定 → ④ 出力形式を選んで保存。
今回のアップデートではOffice直接編集にも対応しました。Notebooksのチャット画面からWord・Excel・PowerPointをインラインで表示・編集できます。毎朝のブリーフィングをWordファイルとして保存してチームに配布する、先週の数字をExcelに書き込む、といった使い方がNotebooks上で完結します。
毎朝30分かけていた情報収集が、設定後は0分になる。繰り返し作業の自動化は、投資対効果の回収が最も早い領域です。
コピペで使えるプロンプト集
① 毎朝のブリーフィングを自動生成するプロンプト
毎朝の情報収集・チームへの共有
あなたは【部署名:例:営業チームのアシスタント】として動作してください。 以下の情報をもとに、今日の業務に必要な情報を整理してください。 【参照情報】 - 昨日のメール(件名と概要): - チームのメッセージ(要点): - 今日の予定: 出力形式: ① 今日の最重要タスク(3つ以内、理由も1文で) ② 対応が必要な問い合わせ(件名・担当者・期限) ③ 今日の会議で確認すべきこと(会議名ごとに1〜2点) 簡潔に、箇条書きで出力してください。
② 週次報告書を10分で仕上げるプロンプト
週末の業務報告・上司やチームへの進捗共有
あなたは週次報告書作成のアシスタントです。 以下の情報をもとに、上司・チーム向けの週次報告書を作成してください。 【対象週】:【例:10月7日(月)〜11日(金)】 【担当プロジェクト】:【例:ECサイトリニューアル】 【入力内容】 - 完了タスク: - 進行中タスク: - 課題・ブロッカー: - 来週の予定: 出力形式:見出しつきの報告書形式。全体300文字以内。簡潔で読みやすくまとめてください。
③ 指定テーマの情報をブリーフィング形式でまとめるプロンプト
会議前の情報整理・チームへの共有資料作成
あなたは情報整理の専門家です。 以下の情報を、チームミーティングで使えるブリーフィング資料にまとめてください。 【テーマ】:【例:競合他社の新機能リリース動向】 【対象期間】:【例:直近1週間】 【情報源】(以下にテキストを貼り付けてください): 出力形式: - 3行サマリー(全体像を一言で) - 主なポイント(箇条書き3〜5点、数字や固有名詞を使って具体的に) - 次にすべきアクション(1〜2点)
毎朝の情報確認ってルーティンになりすぎて、「これ本当に自分がやることかな?」と思いつつ続けてしまいがちですよね。
スケジュール設定さえしてしまえば、翌朝から自動でブリーフィングが届く。大和財託の事例も、全社に一斉展開したことで利用が24倍になったというのが面白いところ。仕組みを整えると、自然に使う人が増えるんです。
まず自分一人分の設定から始めてみてください。慣れたらチームに広げてみると、また違う効果が生まれます。