OpenAIが新しいプレミアム速度プラン「Ultrafast」を発表したことで、AIコーディングツールCodexのトークン生成速度が最大8倍に跳ね上がった。APIでも最大6倍速、毎秒最大300トークンを処理するこのプランは、DevDay 2026で正式公開された。
Codexで300トークン/秒、コードを書く感覚が変わる
UltrafastはGPT-6 Astraモデル向けの速度層だ。Codex上では従来の標準速度と比べて最大8倍速く動作する。毎秒300トークンというのは、100文字前後のコードなら約2秒で出てくる計算になる。
コーディング中の思考は途切れやすい。提案が届くまでに数秒かかるだけで、頭の中で持っていたコンテキストが飛んでしまう。Ultrafastはその感覚を変えることを狙っていて、AIからの応答を「待つ」ではなく「来る」として受け取れる状態に近づけた。生成の間に別のことを考えてしまう、あのロスが減る。
APIで6倍速、1日の試行回数が増える
APIからUltrafastを使うと、レスポンスが最大6倍速くなる。プロトタイプを繰り返し修正するフローや、複数ファイルをまとめて処理するバッチワークフローで効きやすい。1サイクルの待ち時間が数分から数十秒に縮まれば、1日あたりの試行回数がそのまま増える。
料金はGPT-6 Astraの標準速度の6倍で、入力1Mトークンあたり60ドル、出力1Mトークンあたり300ドルとOpenAIは公表している。処理速度がプロダクトの品質に直結するユースケースに向けた設定だ。
Pro 500とEnterprise、Ultrafast対応プランの全体像
UltrafastにアクセスできるのはPro 500(月500ドル)とEnterpriseプランの契約者だ。Pro 500はChatGPT Plusの25倍の利用枠を持ち、ChatGPT WorkとCodexの両方でUltrafast速度が有効になる。
同じDevDay 2026でOpenAIはGPT-6.1 SolとLunaも発表した。Solはほぼ同等の知能をAstraの5分の1の価格で提供するという位置づけで、スピード重視とコスト重視のユースケースで使い分けられる選択肢が整ってきた。
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生成が遅いだけで「もういいや」ってなること、ありませんか。
UltrafastはAIの性能そのものというより、使い続けられる体験を変えてくれる発表だと感じました。スピードが思考のテンポを守ってくれるんです。
コーディングにAIを使い始めたばかりの方も、ぜひ速さの体感を一度試してみてください。