AppleがiOS 27.2のベータ版でSiri AIの日本語対応を開始したことで、iPhone 15 Pro以降の対象機種を持つユーザーが、SiriのAI機能を日本語で試せるようになった。英語のみだったSiri AIが、10月から順次日本語ベータとして一般に広がってくる。
Siri AIで何ができるようになるのか
Siri AIは従来のSiriとは根本的に違う。アプリをまたいでコンテキストを保ちながら動作し、「さっきのメールを見ながら、その件の日程をカレンダーに入れて」のような複数ステップの操作を一つの会話の流れで完結させられる。これが日本語でできるようになる。
具体的には、メール作成・要約、メッセージ送信、写真の自動編集、ウェブで調べた情報をまとめて返答するといった使い方が想定される。Apple Intelligenceに含まれる文章改善ツールや重要通知の優先表示機能(Priority Notifications)も、日本語UIで動作するようになる。
対応機種と始め方
Siri AIが使えるのは、Apple Intelligence対応機種に限られる。iPhone 15 ProおよびPro Max、iPhone 16シリーズ全モデル、M1チップ以降のiPadおよびMacが対象だ。iPhone 15の無印・Plus・Miniや、それ以前の機種には非対応で、この点は事前に確認しておきたい。
ベータを今すぐ試すには、Appleのベータソフトウェアプログラム(Apple Beta Software Program)への登録が必要で、設定アプリからウェイトリストに入る形になる。待ち時間は数分から最大48時間程度と報告されている。10月以降は登録なしでも使えるベータが一般に広がる予定だ。
使う前に把握しておきたい制限
EUと中国では規制上の理由でApple Intelligence全体が利用できない。13歳未満のユーザーも対象外だ。また一部機能には1日の使用量に上限があり、使いすぎた日はリセットを待つことになる。
他のAIアシスタントとの違いを整理しておくと使い方が見えてくる。SiriはAppleデバイスとの深い統合が強みで、端末内のデータや他アプリへのアクセス面でChatGPTやGeminiとは異なる使い方になる。
日本語対応が始まった意味
これまでSiri AIは英語圏のユーザー限定で、日本語を使う大多数のiPhoneユーザーにとって「iPhoneの新機能」は半分しか届いていなかった。iOS 27がリリースされた9月以降も、Siri AIだけは英語専用のままで置いていかれた感覚があった人も多いはずだ。
日本語ベータの提供が始まったことで、ようやくその入り口が開いた。iPhone 15 Pro以降を持っているなら、今のうちにベータ登録をして試しておく価値はある。本格的な利用が広がるのは10月以降になりそうだが、先に感触をつかんでおくほうがいい。
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英語だけって、ずっとモヤモヤしてたんですよね。毎日使うiPhoneが、AIだけ半分しか使えない状態で。
これでようやく日本語でSiriと本当の意味で話せるようになる。端末と深く統合されている分、ChatGPTやGeminiとはまた違う便利さがある気がします。
対象機種がある方は、ベータ登録しておくだけでも損はないと思いますよ。