OpenAIがChatGPTデスクトップアプリの内蔵ブラウザにChrome拡張機能のサポートを追加したことで、1PasswordやNotionをAI作業から離れずにそのまま呼び出せるようになりました。

内蔵ブラウザにChrome拡張を入れて使う、新しいワークフロー

ChatGPTのデスクトップアプリで作業しているとき、会員制サービスへのログインが必要になると、これまでは一度Chromeに切り替えてパスワードマネージャーを使い、またChatGPTに戻るという手順が必要でした。リサーチの流れが一度止まって、集中も途切れます。

今回のアップデートで、内蔵ブラウザにChrome拡張機能を直接インストールできるようになりました。インストール後はピン留めも可能で、毎回設定し直す手間がありません。OpenAI製品担当のJames Sunは「毎日使っている拡張機能をChatGPTに持ち込めるようになった」とX上で発表しています。

1PasswordとNotionで変わること

実際の使い方はシンプルです。ChatGPTで調査中にログインが必要なページに当たっても、1Passwordが内蔵ブラウザ内で自動入力してくれます。ブラウザを切り替える必要はなく、調査の流れが続きます。

NotionのChrome拡張機能を追加しておけば、ChatGPT上でリサーチしながら気になった内容をそのままNotionに保存できます。ChatGPTのWordアドオン対応と同じ方向性で、日常の作業場所にChatGPTが溶け込んでいく動きが続いています。

企業向けには、IT管理者が組織全体に特定の拡張機能を一括でデプロイして管理できる機能も同時に追加されました。社員がそれぞれ手動でインストールしなくても、セキュリティポリシーを満たした状態でチーム全員が同じ拡張機能を使える環境を整えられます。

Atlasの廃止と、OpenAIのブラウザ戦略転換

背景には2026年7月のAtlasブラウザのシャットダウンがあります(TechCrunch)。独立したAIブラウザとして市場に出るのではなく、Chromeとの連携拡張機能とChatGPTデスクトップアプリのアップグレードに機能を分散させていく方針に切り替えた形です。

ユーザーの視点では「ChatGPTを使うために場所を移る」のではなく「今いる場所にChatGPTが入ってくる」という感覚に近くなります。すでに1PasswordやNotionを使っているユーザーにとっては、その使い慣れた体験を手放さずにAI作業と統合できます。独立したAIブラウザより、既存ツールとの接点を増やす方が現実的に普及させやすいと判断したのかもしれません。

Chrome拡張機能をChatGPTに持ち込めるのって、地味にありがたい変更ですよね。

ウィンドウを行き来する小さなストレスって、積み重なると結構大きい。それが一つ消えるだけで、作業の集中が続きやすくなります。

まずは1Passwordだけでも入れてみてください。それだけで作業の感覚がかなり変わります。

FREE DOWNLOAD

実務で使えるお役立ちコンテンツを無料で見る

無料会員登録で、実務で使えるAIテンプレート・プロンプト・PDFを受け取れます。

全PDFにアクセスする(無料)

無料会員登録して受け取る