OpenAIが2026年11月2日、ChatGPTの「Chat」タブと「Work」タブを一本化すると加入者向けのメールで告知した。Workタブにある高度なエージェント機能をメインのChat画面に統合し、タブ切り替えなしに全機能を使えるようにする。

WorkタブのAI機能がChatに統合、CodexはデスクトップAPPで独立

現在ChatGPTには、通常の会話を行う「Chat」と、ファイル管理・タスク実行・長時間のエージェント処理を扱う「Work」の2つのタブがある。今回の統合により、Work専用だったこれらの機能がChatインターフェース内から直接呼び出せるようになる。

一方、コーディング特化の「Codex」はデスクトップアプリ内で独立したセクションとして残る。WorkタブがなくなってもCodexは別扱いという点は、今回の告知でも明確にされている。

まず少数のユーザーを対象にテストが行われ、フィードバックをもとに広く展開される予定だ。全面展開の時期は現時点で未公表となっている。

12月以降、Plus・Pro・BusinessはChatGPTとCodexの上限が共通バジェットに

統合の告知と同時に、OpenAIのサポートページに利用上限の変更も掲載された。12月以降、Plus・Pro・Businessの各プランでは、ChatGPTとCodexの利用がそれぞれ別々の上限から差し引かれるのではなく、共通のトークンバジェットを使い合う形に移行する。

OpenAIは「ほとんどのユーザーへの影響はない」としているが、使用量が多いユーザーや重いモデルを多用するユーザーは、リセットまでの待ち時間が増える可能性もあると認めている。なお、ChatGPTの「Instant」モードはこのバジェットのカウント対象外とされている。

なお、OpenAIは10月29日にもProプランのCodex利用上限を2倍に引き上げており、Codex関連の変更が続いている。

ClaudeとCoworkの統合から47日後——各社で進む「1画面で全部」への移行

Anthropicがクロードのチャット機能とCoworkを統合したのは2026年9月のこと。OpenAIが同様の統合を発表したのはその約47日後にあたる。AI各社が一斉に「会話AIとエージェントAIを1つの画面に集約する」方向に動いている。

業務でChatGPTを使っているユーザーにとっては、ツール切り替えの手間が減って使い勝手が上がる変化だ。利用上限の仕組みが変わる12月を前に、Codexを日常的に使っているプランユーザーは現在の利用状況を確認しておくといい。

WorkタブとChatタブを行き来する手間、毎回ちょっと面倒だなと感じていた方も多いはず。

一本化されることで、ふとした瞬間にエージェント機能を使えるようになる。地味だけど、確実に使い勝手は上がります。

利用上限の変更は12月まで少し時間があるので、まずは自分のプランの使い方を一度振り返る機会にしてみてください。

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