OpenAIがChatGPT SpaceにSlides機能を追加したことで、AIが作成したプレゼン資料をチームがリアルタイムで共同編集できるようになりました。
チャット・ファイル・アウトライン、3ルートからスライドを作れる
ChatGPT Spaceは2026年9月29日のDevDayで発表された、チーム向けの共有ワークスペースです。会話履歴や作業ファイルをチームで一元管理できる場所として登場し、そこにSlides機能が加わりました。ロールアウトは2026年10月から有料プランのユーザーへ向けて始まっています。
スライドを作る入口は3つあります。チャットで「製品説明のプレゼンを8枚で作って」と指示する方法、PDFやドキュメントをアップロードして構成を引き出す方法、箇条書きのアウトラインを渡してレイアウトを任せる方法です。いずれのルートでも叩き台がすぐに展開されます。
生成後はテキスト・画像・グラフを直接編集できます。細かい修正は「3枚目のタイトルをもっと短くして」とチャットで頼むこともでき、AIに任せる操作と自分で手を入れる操作を混在させながら進められます。
招待したメンバーが同じスライドをリアルタイムで編集できる
今回最も変わるのは、チームで同時に作業できる点です。Space内にメンバーを招待すれば、複数人が同じスライドを開きながらそれぞれ別のページを触り、コメントを残せます。
これまでChatGPTでスライドの下書きを作っても、ファイルに書き出してメールで送り、修正依頼を重ねるというやり取りが必要でした。「最新版ってどれ?」という確認メッセージが飛び交うのも、このフローでは避けにくい問題でした。Space上のSlidesでは、そのやり取りが一つの画面内に収まります。ChatGPTに追記を頼む人と、自分で直接編集する人が同じスライド上に混在できるのは、共有ワークスペースという環境があって初めて成り立つ形です。
PowerPoint・PDF・Google Slidesの3形式でエクスポートできる
完成したスライドはPowerPoint・PDF・Google Slidesの3形式で書き出せます。フォーマットが維持されるため、既存のテンプレートに合わせた仕上げ作業も無理なく移行できます。
デスクトップ版ではPowerPointやKeynoteがインストールされていれば、そのまま直接開くことも可能です。ChatGPTで骨格を作り、PowerPointで細かいデザインを整える二段階のフローでも、違和感なく使い続けられます。
SpaceにはSlides以外にもPages(ドキュメント編集機能)が搭載されています。プレゼン資料の作成から、その背景になる企画書や議事録の管理まで、ChatGPT内で一貫して扱える環境が整いつつあります。ChatGPT Slidesの基本機能や作成方法については別記事でも詳しく紹介しています。
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プレゼン資料を作った後、送り合いながら直すあの手間、地味にストレスでしたよね。
SpaceのSlidesでAIとチームが同じ画面にいられるようになったのは、思ったより大きな変化だと感じます。下書きを送る→待つ→返ってくる、のループがいらなくなるだけで、作業のテンポが全然違ってきます。
まずは社内資料の一本を、試しにSpace上で作ってみてはどうでしょうか。